最終更新日 2022年12月31日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
今回は、大炎上中の「ねこホーダイ」というアプリについて考えていこうと思います。
ねこホーダイのサービスについて
以下、アプリストアでの説明文
「猫を飼うなら一生責任を持って面倒を見る」これは当たり前のことですが、それだと高齢者はもう新たに猫を飼うことはできません。それならばその「責任」を誰かが代わりに負えばいいのではないか。そんな思いで作られた「人と猫をつなぐプラットフォーム」それが会員制サービス『ねこホーダイ』です。
『ねこホーダイ』とは、人と猫をつなぐプラットフォームです。会員制サービス『ねこホーダイ』に加入すると、猫を飼いたい人は提携シェルターの猫を無料で飼うことができます(会員への譲渡)。面倒な審査やトライアルもなく高齢者の方でも大丈夫です。また、飼っている猫を飼えなくなった人は提携シェルターに猫を無料で引取ってもらうことができます(会員からの引取り)。【アプリの機能】
・会員の方は猫を飼うのも・手放すのも無料!
・施設ですごしている猫たちの最新情報をお届け!
・どんな猫たちが保護されているのか、検索することも可能!
・会員の方はねこホーダイアプリ限定の壁紙などのオリジナルコンテンツが利用可能です!
ー引用 App Store
ただ綺麗ごとを言っているようにしか感じません。
「猫を飼うなら一生責任を持って面倒を見る」のは当たり前。
しかし。高齢者が最後まで面倒見きれない場合にこのねこホーダイが役立つ。
???
一生責任を持って面倒を見ることが前提なら自分が死んだ場合の飼い主探しをするのが責任なのではないのですか?
もしくは、最後まで面倒を見きれないことが分かっているなら飼うことを我慢することが求められるのではないのですか?
また、野良猫の譲渡では様々な条件(家庭環境、経験年数など)があったり、トライアル期間あるなど、確かに簡単に猫を飼うことはできません。
譲渡する猫ちゃんがその家庭に馴染めるか、大切にしてもらえるか…譲渡する側は心配になります。
それは、命を扱うから当然のことなのです。
それをこのアプリの説明文では「面倒」の一言で済ませています。
他にも、簡単に猫を飼ったり、手放したりができるという部分には心底怒りを感じます。
猫はおもちゃではありません。
環境がころころ変わってしまうのは、環境に敏感な猫ちゃんには相当なストレスになるでしょう。
猫ちゃんの立場になって考えてみて下さい。
せっかく慣れた職場から異動で全く違う環境に…アナタもストレスを感じるのではないでしょうか?
とにかく、怒りしか湧きません。
以下、ねこホーダイのリンクを貼っておきます。
ねこホーダイのHP➡https://noraneko-bank.co.jp/
neecatの小言
「怒」の一言です。
SNS大炎上後の対応
『ねこホーダイ』サービス停止のお知らせ」を掲載。「弊社が本年12月15日より提供しております会員制サービス『ねこホーダイ』につきまして、この度、多くの皆様からご意見やお問合せを頂きました。また、弊社としては当初、サービス開始後徐々に普及・拡大を行っていく想定で準備を行っておりましたが、ここ数日で想定を大きく上回る多くの方に会員登録を頂くこととなりました。これを受け、弊社として会員の皆様に対し、円滑かつ適切にサービスをご利用頂くことを担保しかねる状況となり、また、皆様からのご意見、ご質問を踏まえた形でのサービスの運用を行うべく、誠に申し訳ございませんが、サービスを停止させて頂くことを決定致しましたこれを受け、弊社として会員の皆様に対し、円滑かつ適切にサービスをご利用頂くことを担保しかねる状況となり、また、皆様からのご意見、ご質問を踏まえた形でのサービスの運用を行うべく、誠に申し訳ございませんが、サービスを停止させて頂くことを決定致しました。
レンタルやサブスクリプションについての問い合わせについて、猫の終生飼養に貢献する1つの形にすることを期待して本サービスを開始した。
ー引用 Yahoo!ニュース
やはり、サービスは中止になったようです。
少しでも不遇な環境で暮らす猫達を救いたいという気持ちは分かりますが、サービスの内容を見るかぎりは、考えが甘いということが否めません。
上記でも書きましたが、命を扱うのですから、安易に飼えるサービスと言ってしまうのはどうかかと思います。
今回の一件で、猫の事情を知る機会が得られたのではないでしょうか。
より多くの不遇な猫達を救う手立てを考える必要があります。
少しでも多くの人が、保護猫に手を差し伸べてくれることを願います。





