最終更新日 2023年7月27日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
今回ご紹介するのは、猫とも新聞6月号です。
★ 猫とも新聞とは
月刊『猫とも新聞』は、猫さんとの暮らしをより豊かに、より楽しくするための情報を凝縮した、読み応えたっぷりの月刊誌です。
ちょっと変わった視点からの巻頭特集をはじめ、猫の魅力にどっぷり嵌った作家によるアート作品や猫さんと気軽にふれあえるスポット、猫と人との長いつきあいを教えてくれる猫神社巡り、さらに猫に関するブックレビューや猫ギャラリー案内・最新企業情報まで、様々な角度からの情報を、毎月一度、皆様のご自宅まで直接お届けする通信販売型の雑誌です。
ー引用:猫とも新聞HP
猫の宿命病”腎臓病”
猫の約3割が腎臓病に罹患するという宿命病。
腎臓病の発症原因として、水分不足や腎臓の発育がもともと悪かったりなどが挙げられます。
〇 腎臓病とは?
腎臓は、血液をろ過し老廃物など体に不必要なものを尿として体の外に排出させる働きがあります。
腎臓が何らかの原因で機能しなくなると、老廃物が溜まり、尿毒症を引き起こします。
〇 腎臓病に立ち向かうAIM
・AIMって?
タンパク質の一種。
普段はIgM五量体というタンパク質にくっついています。
宮崎 徹さんという方が発見しました。
・AIMの働き
簡単に説明すると「体のお掃除屋さん」だそうです。
このAIMは、体の中にある不要な物質に反応して、IgM五量体から離れ、様々な働きを見せるようです。
腎臓病の場合は、腎臓病によって溜まった老廃物にAIMは張り付いて貪食細胞に食べてもらうための目印になる、という働きを見せます。
・AIMはみんなの体の中にある
AIMは、研究でよく使われるラットに限らず、人間や犬、もちろん猫の体の中にもあるそうです。
しかし、猫のAIMにはある特徴があります。
前述で、AIMは「IgM五量体にくっついており、機能する際はIgM五量体から離れる」と説明しました。このくっつき力が猫の場合は、他の生物に比べると1000倍の強さでくっついているのだとか。
その為、他の生物に比べるとAIMの働きが弱いのです。
・IgM五量体から離れたAIMを摂取することで腎臓病を防ぐ
AIMをIgM五量体から剥がすのは大変ですが、体の外から摂取させることができます。
ここまでAIMについて説明してきました。
残念なことにAIMに機能を失った腎臓を復活させる力はありません。
現在、AIMの研究を活かし、AIM活性化成分配合されたフードが販売されています。
詳しくは、(株)マルカン AIM30のHPをご覧ください。
neecatの小言
いち早く猫の健康状態の異常に気付くために、普段からトイレの様子をチェックし、予防することが一番大切ですね。