最終更新日 2024年7月31日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
今回は、猫とも新聞5月号のご紹介です。
★ 猫とも新聞とは
月刊『猫とも新聞』は、猫さんとの暮らしをより豊かに、より楽しくするための情報を凝縮した、読み応えたっぷりの月刊誌です。
ちょっと変わった視点からの巻頭特集をはじめ、猫の魅力にどっぷり嵌った作家によるアート作品や猫さんと気軽にふれあえるスポット、猫と人との長いつきあいを教えてくれる猫神社巡り、さらに猫に関するブックレビューや猫ギャラリー案内・最新企業情報まで、様々な角度からの情報を、毎月一度、皆様のご自宅まで直接お届けする通信販売型の雑誌です。
ー引用:猫とも新聞HP
バイオミメティクス
〇 バイオミメティクスって?
いきなり初めて聞く言葉が出てきました。
簡単に説明すると、「生物の機能を観察、分析し、モノづくりに生かす科学技術」のこと。
例えば、蚊を模倣して肌に刺しても痛みの少ない注射「マイクロニードル」などがバイオミメティクスに当てはまります。
今回は、猫さんのこんな機能を参考にこんな開発をしている、ということに着目です。
〇 ひげ
猫のひげは、センサーとして大変優秀な能力を持っています。
現開発品「電子ヒゲ」は、テーブルに紙幣を置いた圧力さえ感知することができるそうです。
この開発を応用すれば空間を把握できるロボットを開発できるかもとのこと。
〇 舌
ネコ科の舌は、ザラザラとした特徴のある舌ですよね。
このザラザラは舌に突起がいくつも生えていることは有名ですが、近年の研究でこの突起がただの突起ではなくストローを斜めに切ったような形状になっていることが分かりました。
この突起形状のブラシを作成したところ、身近にあるブラシと比べて毛を梳かすのに少ない回数でほぐすことができたそうです。
髪の長い人にとっては、早く一般商品化してくれ!って感じですね(笑)
〇 ゴロゴロ音
猫は、嬉しい時や甘えたいときにゴロゴロと喉を鳴らすことは有名ではないでしょうか。
でも、それ以外の時もゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。
それは、体調が悪い時。
以前にブログでゴロゴロ音について取り上げました。(下記URL⇩)
嬉しい時に出すゴロゴロ音の周波数は25ヘルツと低周波になります。
しかし、調子が悪いときは普段より高い100~150ヘルツを出すことが分かりました。
この周波数は、痛みの緩和に効く周波数と研究で分かっています。
もっとゴロゴロ音について研究が進めば、薬に頼らず痛みを緩和する装置が開発されるかもしれませんね。
ちゅーるの紅麴色素
少し前に、小林製薬から販売されているサプリメントに含まれる「紅麹」が腎臓の病気を引き起こす有害物質が入っているのではないかと話題になりました。
それに伴って、いなばペットフードから販売されている猫の大人気おやつ「ちゅーる」にも紅麹が使われているとして、不安な声が挙がりました。
〇 そもそも紅麹色素って?
古くから中国や台湾などで伝統的に製造されており、酒の醸造や薬膳料理などに使われています。
青味の少ない赤色に着色することができ、色どまりの良い色素だそうです。
しかし、腎臓の病気を引き起こす「シトリニン」を産生する場合があり、欧州委員会規制では紅麹由来のサプリメント中のシトリニンの基準値が100μg/kg以下であることが定められています。