【猫雑】猫が暗闇でもモノが見える仕組み【猫の瞳】

サムネイル猫雑学

最終更新日 2025年9月23日 by neecat

どうも、neecat(にーきゃっと)です。

今回は、猫の瞳について勉強していこうかと思います。



  なぜ暗い中でも見える必要があるのか?

猫は、暗いところでも目がききますよね。

その理由は、猫の獲物(ねずみなど)が活動する時間帯が明け方や夕暮れなので、それに合わせて薄暗い中でもよく見えるように目が発達しています。



  暗い中でも見える目の仕組み

暗闇でも見える目の仕組みとして

  • タペタム(輝板)をもっている
  • 桿体細胞が多い

が挙げられます。



 タペタム(輝板)の仕組み

タペタムは、網膜の後ろにあり、網膜を通った光を反射させ、再び網膜に光を通す仕組みを持っています。

タペタムが光を反射させて光量を増幅させるので、わずかな光の中(暗い中)でも目がきくという仕組みになっています。

タペタムを持つ動物は、猫以外にもネコ科の動物、犬、タヌキや羊などが挙げられます。

因みに、暗闇で猫の目が光って見えるのも、タペタムが光を反射しているからです。



 桿体細胞とは

網膜には、光を感知する桿体細胞と錐体細胞の2つの細胞があります。

桿体細胞は、色を認識できないが、少ない光量を感知することができます。

猫は、この桿体細胞が人の約3倍ある為、暗闇でも目がきくのです。

ただし、桿体細胞が多い代わりに、色を感知する錐体細胞が少ないため、色覚は人間に劣ります。





 参考文献

・猫の教科書ー著:高野八重子・高野賢治

・ネコの博物図鑑ー著:サラ・ブラウン





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