最終更新日 2020年9月30日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
飼い主として猫の体調管理は大切ですよね。
今回は、猫の体温について勉強していきましょう。
猫の基礎体温
基礎体温を知っておくことで、猫が調子悪いのか把握することが出来ます。
体温(℃) | |
成猫 | 38.0~38.5℃ |
子猫 | 38.3~38.8℃ |
猫の体温は、人間より高いです。
また、子供の頃は体温が高く、年を取ると体温が低くなる傾向があります。
〇 熱の判断
39℃で微熱、40℃で高熱と判断できるでしょう。
体温の測り方
★用意するもの
- 体温計
- ベビーオイル
猫の体温は、肛門で測ります。
動物用の体温計、又は、人間用の体温計で測ることができます。(猫との共用は避けてください)
体温計の先端にベビーオイルを塗り、肛門に2㎝程度差し込み検温します。
<注意!>
体温を測っている際は、猫は嫌がって暴れる場合があります。その場合、正しく体温が測れなくなります。なので、猫をしっかり保定し、なだめるなどして工夫して検温する必要があります。
猫の体温調節
人間には、汗腺が体全体にありますが、猫は肉球にしかありません。
また、犬のように舌を出してハァハァする(パンティング)をしません。
その為、猫は体温調節が苦手だといえます。
しかし、涼しい場所(涼しい風が通る場所、ひんやりする場所など)に居ることで上手に体温調節を行っています。
〇 パンティングは病気のサインかも
猫は、前述にパンティングをしないと書きましたが、場合によっては行うことがあります。
激しく運動した場合、パンティングすることがありますが・・・
それ以外の場合、体調が悪くパンティングを行っている可能性があります。
その場合は、動物病院に行ってください。
neecat の小言
今回は、猫の体温について書かせてもらいました。
猫は「体調悪い」とは言ってくれません。寧ろ、隠したがる生き物です。
なので、飼い主が普段から猫の調子をしっかり観察、異常を見つけてあげる必要がありますね。
◎ 参考書籍
・猫の教科書 著:高野八重子・高野賢治