最終更新日 2024年11月8日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
皆さんは、猫に必要な栄養素、栄養バランスについて考えたことはあるでしょうか。
「ドライフードあげとけばいいんじゃない?」
と思うかもしれません。
しかし、一言にドライフードといっても様々なメーカーからドライフードが販売されています。
どれを買おうか迷ってしまう・・・
今回の記事では、猫に必要な栄養素に注目してキャットフード選びを考えていきましょう。
<目次>
1.猫にとって必要な栄養素
・タンパク質
・脂肪
・炭水化物
・ミネラル
・ビタミン
・水
2.キャットフードの選び方
・成分表をチェック
・原材料をチェック
・年齢
3.neecat の小言
猫にとって必要な栄養素とは?
〇 タンパク質
タンパク質とは、アミノ酸がたくさんつながったものです。
筋肉や臓器など体の組織を構成する成分です。また、免疫物質を作ります。
アミノ酸には20種類ありますが、そのうち数種類は体内では合成できないアミノ酸があります。
その為、食事からアミノ酸を摂取する必要があります。
猫は、一定量のタンパク質をエネルギー源として使うため、人間や犬と比べて多くのタンパク質が必要となります。
〇 脂肪
タンパク質・炭水化物と比べ、2倍以上という高いエネルギーを得られる栄養素です。
細胞膜などの成分でもあり、また、体の働きを調整するホルモンを構成します。
タンパク質と同様、体内で合成することができない脂肪酸がある為、食事から摂取する必要があります。
〇 炭水化物
消化できる「糖質」と消化できない「食物繊維」に分けられます。
炭水化物は米や麦など穀物に含まれています。
猫は、肉食動物で自然にある穀物を消化することはできませんが、加工されたものであれば消化することができます。
エネルギー源としてタンパク質の代わりになったり、腸内環境を整えることができる為、ある程度摂取させることがおすすめです。
〇 ミネラル
歯や骨を構成、代謝を助けるなど様々なはたらきをします。
〇 ビタミン
健康を保つために必要な栄養素となります。
ビタミンには、いくつか種類がありますが、ほとんど体内で合成することができないため、食事で摂取する必要があります。
〇 水
体温を調整したり、老廃物の排泄に関わります。
水分補給が不十分だと尿路結石になりやすくなります。
キャットフードの選び方
〇 成分表をチェック
キャット―フードには、必ず成分表が記載されています。
- タンパク質
- 脂質(脂肪)
- 灰分(ミネラル)
- 繊維
- 水分
これらが何%含まれているかが記載されています。
また、商品によってはビタミン数種が記載されているものもあります。
★ 高タンパク質なものが良し
猫は、人間や犬に比べると、必要なタンパク質の量が多いです。
その為、タンパク質が多く含まれるものが好まれます。
★ 毛玉が気になる猫は繊維が多いものを
繊維は、腸内環境を整理し、便の排泄を促します。
長毛種など毛が多いタイプには、繊維が多く含まれているものがおすすめです。
〇 原材料をチェック
★ 肉類or魚類
原材料は、量が多い順に記載されています。
はじめの方に記載されている材料で、このキャットフードが肉系の味、または魚系の味なのか判断することができます。
猫は、ほとんど味覚がないと言われていますが、においで好き嫌いを判断することができるので、好みに合ったキャットフードを選ぶ必要があります。
★ 添加物の有無
酸化防止剤、保存料、着色料など様々な添加物が含まれていることがあります。
昨今では、添加物は体に悪いという認識が一部にあります。
しかし、ペットフードには安全基準が設けられており、摂取することで体に影響が出る商品の販売は禁止されています。
その為、必ずしも添加物が含まれていない、無添加のものが良いというわけではありません。
〇 年齢
子猫と大人の猫(成猫)では、栄養の摂取量が違います。
子猫は成長期のため、より多くのエネルギーを必要としますが、成長の止まった猫には、子猫時代ほどのエネルギーを必要としません。
年齢に適したキャットフードを与えることをお勧めします。
おすすめキャットフード
こちらの記事で、おすすめキャットフード(ドライ)をご紹介します。
高タンパクで、穀物をほとんど含まないキャットフードをご紹介しています。
色々試してみて、おうちの猫ちゃんにあうキャットフードを選んであげて下さいね。
neecatの小言
キャットフードと一口に言っても本当に様々な種類があり、迷ってしまいます。
可愛い飼い猫には、いいものを。と、高級なキャットフードを与えてみたものの、食べてくれない・・・
飼い主の心、飼い猫知らず(知ったこっちゃね―ニャー(=^・・^=))