最終更新日 2020年9月28日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
前回、某店のラッシーの作り方(記事:「ラッシー」が飲みたい【味再現】)をあげました。
味を再現する為に色々、試行錯誤をしました。今回の記事は、ラッシー完成版にいたるまでの実験記録を残していきたいと思います。
主観的感想が多いですが、もしかしたら、「途中経過の材料、分量のほうが好み」、ということがあるかもしれないので、是非読んでみて下さい!
(長いので読むのが面倒だと思いますが・・・)
<目次>
・1回目(サッパリしすぎ)
・2回目(コクが良い、甘すぎる)
・3回目(単品で飲むならGOOD!)
・4回目(完成品)
・まとめ
・neecat の小言
1回目(サッパリしすぎ)
まずクックパッドでラッシーを検索。あまり、作っている方はいないようだ。
あっても、マンゴーを入れたフルーツラッシーやカルピスを使ったラッシーが多く出てきた。
私が、求めているのはシナモンが香る、本格ラッシーなのだ。
色々、見ていたが一つだけ本格ラッシーとしてカルダモンとシナモンを使用したラッシーのレシピがあった。
今回は、それを真似てみようと思う。
- プレーンヨーグルト
- 牛乳
- カルダモンパウダー
- シナモンパウダー
某店のラッシーをはじめて飲んだ時、バニラヨーグルトを彷彿させた。なので
- バニラエッセンス
を材料に追加する。
他のレシピでは、はちみつやレモンなどを入れているものがあったが、今回はなし。
理由は、某店で飲んだ時にはレモンの爽やかさは感じなかったことと、個人的にはちみつがそんなに好きではないことである。
〇 作成
とりあえずクックパッドに載っていた分量どおりに材料を投入、適量は適当に入れ、かき混ぜる。バニラエッセンスを5滴程度入れてみる。
材料 | 分量 |
ヨーグルト | 100g |
牛乳 | 300cc |
カルダモンパウダー | 適量 |
シナモンパウダー | 適量 |
バニラエッセンス | 5滴 |
スプーンで混ぜようとしたが全く混ざらないので、泡だて器で混ぜることにする。
〇 結果
さっぱりしすぎて、全くコクがない。しかも甘くない。風味は近いが、某店のラッシーを水で薄めたような味だった。そして、某店のラッシーはもっと、トロリとした感じがした。
しかし、シナモンパウダーとカルダモンパウダーの量がいまいちわからない。
- 甘味を出すために砂糖を入れる
- コクを出すためにはちみつを入れる
- 牛乳とヨーグルトの割合を1:1にする
- シナモンパウダーとカルダモンパウダーの分量を明確にする。
以上の改善が必要だと感じた。
2回目(コクが良い、甘すぎる)
1回目の改善点を取り入れ、今回は、
- 砂糖
- はちみつ
を導入する。分量について不明。作成中に混ぜながら調整していく。
〇 作成
材料 | 分量 |
ヨーグルト | 200g |
牛乳 | 200cc |
カルダモンパウダー | 適量 |
シナモンパウダー | 適量 |
バニラエッセンス | 5滴 |
砂糖 | 小さじ7杯 |
はちみつ | 小さじ2杯 |
前回の反省点により、ヨーグルトと牛乳を1:1へ。
とりあえず甘さが欲しいので砂糖を7杯ぐらい入れてみたが、ちょうどよい甘味になった。
しかし、はちみつの甘さの存在を忘れていた為にかなり甘くなってしまった。
シナモンパウダーとカルダモンパウダーの分量を明確にしようと思ったが、訳あってやはり適量と表現するしかなかった。
一応、カルダモンパウダーの分量については、ほんのり香りがする程度と定めることにした。
シナモンパウダーは、何か指標になるものを考える。
〇 結果
甘すぎる。上記で書いた通りはちみつの甘味を考慮していなかった。
ヨーグルトと牛乳の1:1は、某店のとろみ感に近しかったので、これで確定しようと思う。
コクは、はちみつによって出すことができた。
- はちみつと砂糖で甘味を調整する
- シナモンパウダーの指標を見つける
以上の改善点を次回に取り入れる
3回目(単品で飲むならGOOD!)
2回目の改善点を取り入れるために、砂糖とはちみつの分量を見直す。
はちみつによるコクは、十分だったと思われるため、砂糖の分量を調節する。
〇 作成
材料 | 分量 |
ヨーグルト | 200g |
牛乳 | 200cc |
カルダモンパウダー | 適量 |
シナモンパウダー | 適量 |
バニラエッセンス | 5滴 |
砂糖 | 小さじ5杯 |
はちみつ | 小さじ2杯 |
砂糖の分量を減らした。
更に、シナモンパウダーの分量の指標を色とした。
シナモンパウダーを入れる前後で色が多少クリーム色に変化する程度の量と設定した。
〇 結果
甘味が丁度良くなった。
なによりも、この作成したラッシー単品で飲んだ時に某店のラッシーに近いと思える。
〇 追加実験
カレーとの相性を確認する。
- 結果
カレーのコクや辛さに負けて、カレーを食べた後では、ラッシーのコクを感じられなかった。
このことから、まだ、改善の余地ありと判断した。
カレーのコクと辛さに負けないことが課題になる。その為、
- もっとコクを出すために、はちみつを増やす
を次回の改善点とする。
4回目(完成品)
改善として、はちみつの分量を増やす。
その為、甘味が強くなりすぎないように、砂糖の分量も見直す。
〇 作成
材料 | 分量 |
ヨーグルト | 200g |
牛乳 | 200cc |
カルダモンパウダー | 適量 |
シナモンパウダー | 適量 |
バニラエッセンス | 5滴 |
砂糖 | 小さじ4杯 |
はちみつ | 小さじ4杯 |
はちみつの分量を増やしたことによって、砂糖の分量を更に減らした。
〇 結果
味は、前回作成したラッシーの味とほとんど変わらなかった。
〇 追加実験
カレーとの相性を確認する。
- 結果
カレーのコクや辛さに負けずに十分なコクを感じるラッシーであった。
まとめ
最終的には、カレーのコクや辛さに負けない、某店のラッシーを再現することができた。
しかし、結局、カルダモンパウダーとシナモンパウダーの分量については、指標を設定したが、各々の感覚に頼ることになってしまう。
その為、人によって多少の風味の違いは出てしまうことは否めない。
アドバイスとしては、入れすぎに注意するために少しずつ加えることをおすすめする。
以上、某店のラッシー再現実験を終わりとする。
neecat の小言
今回の記事は、完成品の至るまでの実験記録を書いてみました。
こんな風にまとめたくなるのは、理系の性なのだろうか(笑)
個人的には、再現度としては3,4回目が高いですね。
しかし、甘いのが大好き!、という人は2回目の材料、分量がおすすめだと思います。
また、サッパリ系が好きな人は1回目の材料にレモンを入れるといいかもしれません。
以上、ラッシーの味再現実験記録でした。