【猫とも新聞】野生から変わったこと【10月号vol.184】

サムネイル猫本

最終更新日 2025年12月9日 by neecat

どうも、neecat(にーきゃっと)です。

今回は、猫とも新聞10月号をご紹介です。

 猫とも新聞とは

月刊『猫とも新聞』は、猫さんとの暮らしをより豊かに、より楽しくするための情報を凝縮した、読み応えたっぷりの月刊誌です。
ちょっと変わった視点からの巻頭特集をはじめ、猫の魅力にどっぷり嵌った作家によるアート作品や猫さんと気軽にふれあえるスポット、猫と人との長いつきあいを教えてくれる猫神社巡り、さらに猫に関するブックレビューや猫ギャラリー案内・最新企業情報まで、様々な角度からの情報を、毎月一度、皆様のご自宅まで直接お届けする通信販売型の雑誌です。

ー引用:猫とも新聞HP



  イエネコとリビアヤマネコとの違い

イエネコの起源は、DNA解析などからほぼリビアヤマネコだと判明しています。

リビアヤマネコと比べて、イエネコはどのように進化したのでしょうか?


見た目はほとんど変わりませんが、リビアヤマネコとの違いを挙げると以下のことがあります。

  • 活動時間帯
  • 毛色
  • 耳の大きさ、尻尾や足の長さ
  • 腸の長さ
  • 目の大きさ
  • 脳の大きさ
  • 鳴くという行為
  • 性格
  • 縄張り

人と暮らすようになり、人による品種改良や交配によってキジ柄だった毛色は茶色、黒、白とカラフルになり、尻尾や脚が短い品種がいたり、人に好かれるように目が大きくなったり(ネオテニー)、鳴くことで人とコミュニケーションをとるようになったようです。


上記に挙げた変化したものの中で、でリビアヤマネコからイエネコに変化する過程で断捨離したこと、ネコが手放したことに注目です。

 ビビりな心

イエネコの脳は、リビアヤマネコと比べてかなり小さいそうです。

その理由は、恐怖や興奮性に関係した領域、神経堤細胞が少なくなったからです。

野生では常に周りを警戒する必要があったが、人に飼われることで安全な場所で暮らせる環境を手に入れたため、警戒する能力(ビビりな心)があまり必要なくなったからだと考えられます。


 コミュ障

猫は縄張りをもつ生き物ですが、猫同士、縄張りを共有していたりします。

そのため、他の猫と出会ってしまうことがあります。

出会ってしまったときに役立つのが「知らんふり」をすることです。

これも立派なコミュニケーションの一つで、争いをしない秘訣なのです。


また、猫はほとんど鳴くことがありません。(特に野生の猫)

しかし、鳴くことで、母と子のコミュニケーション、または人とのコミュニケーションを行うことができるのです。


生活環境が変わったことにより、進化の過程でコミュニケーション能力の発達(コミュ障を捨てる)したのではないかと考えられます。



  にゃんこ亭

にゃんこ亭とは、東京にある保護猫喫茶です。

沖縄県・久米島で、人間の都合により

  • 多頭飼い飼育崩壊でお世話しきれなくなった
  • 飼い主が高齢で猫をお世話することが難しくなった

など、居場所を失った猫たちがここで保護されました。


ここで暮らす猫たちの里親になることが可能で、2週間のトライアルを経て、正式に譲渡されます。

また、ここでは終生預かり制度というのも行っています。


 終生預かり制度とは

高齢や持病などにより猫を飼うことが難しいという方に、猫を「飼う」のではなく「預かる」という形で、猫との暮らしを実現する制度です。

にゃんこ亭のスタッフが、希望者の生活環境や性格にあった猫を選び、預かり主に何かあった場合、スタッフが責任をもって保護します。


猫を飼いたいけど、高齢で、最後まで猫の面倒を見ることが難しいという方におすすめの制度です。



保護猫喫茶にゃんこ亭HP⇒https://nyankotei.com/





Facebooktwitterredditpinterestlinkedinmail

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です