最終更新日 2024年9月18日 by neecat
どうも、neecat(にーきゃっと)です。
今回は猫の柄と性格の関係性について考えていきたいと思います。
そもそも柄と性格に関係性はあるのか?
茶トラは温厚だとか、黒猫は甘えん坊だとかよく聞きますよね。
本当に柄によるものなのでしょうか?
<目次>
・性格は遺伝と環境による
・なぜ柄で性格が決まると言われるのか
・柄と性格の度合い
・環境による性格の変化
性格は遺伝と環境による
性格を形成する要因は「遺伝」と「生育環境」と言われています。
生まれてきた子猫は、父猫と母猫の性格が遺伝します。(生まれつきの性格)
そして、子猫時代、とくに生後約2週から16週の間にどのように育てられたかで性格が決まるようです。(生育環境)
なぜ柄で性格が決まると言われているの?
ここで重要なのが親の性格を遺伝するということです。
以前、猫の柄について、親の柄で生まれてくる猫の柄は決まってしまうことを説明しました。
柄の遺伝の話は少し複雑ですが、基本的には、親の柄を子供は引き継ぐことが多いです。
ということは・・・
例えば、温厚な茶トラの猫の子供は、茶トラの猫になり性格は親譲りの温厚な性格を持っていることになります。
要は、
柄から性格を見抜けるのは必然
なのです。
では、次はどの柄がどんな性格を持っているか、考えていきましょう。
柄と性格の度合い
下記の表は、猫を飼っている飼い主に5点満点で点数をつけてもらった結果である。
ー引用 ネコになる本
数字ばかりで分かりにくいですが(笑)
3点近く、または3点以上のポイントを出しているとその性格が良く出ていると認識してい良いでしょう。
ざっとまとめてみましょう。
- 茶トラ…おとなしく温厚な性格
- 茶トラ白…茶トラの性格+賢さが入った性格
- キジトラ…人懐っこく、好奇心旺盛な性格
- キジトラ白…キジトラとほぼほぼ似た性格
- サビ…気が強いせいか、言うことは聞かない性格
- 黒…キジトラとほぼほぼ似た性格
- 白…賢い性格
環境による性格の変化
遺伝以外の性格決定要素に生育環境に性格は影響されます。
特に社会化期と呼ばれる生後約2~16週間のときにどのように物事に触れて生きたが重要になってくるようです。
野良で育ってきた(あまり人間に触れ合える機会がなかった猫)は、警戒心が強いでしょうし、たくさんの人間に触れられて育ってきた子猫は、人に慣れた社交的な猫になりやすいでしょう。
neecatの小言
個人的に柄と性格表で思ったのが甘えん坊の項目である。
どの柄も3点前後を記録している。
どのくらいの年数を共にしたか不明なため、何とも言えないのですが、自分家のネコは自分には甘えん坊なもんじゃないですかね(笑)
◎ 参考文献
・ネコになる本ー著:大石孝雄
・猫の困った行動要望&解決ブックー監修:水越美奈 著:藤井仁美